About
「九ツ」について
祖父の背中におぶわれて登った階段。
九つ、数えて立ち止まるたび、小さなおまじないのようなぬくもりが残りました。
「九ツ」は、そんな記憶から生まれた時飾りのブランドです。
南の島の小さな部屋で、銀を中心に、
木、石、鹿のツノ、夜光貝など
自然の記憶を宿した素材を使い、
一点一点、手のひらで語りかけるように制作しています。
お守りのように身に添い、
時とともに記憶と旅をするように静かにつながってゆく。
素朴で、どこか懐かしい佇まい。
そんな想いから"ジュエリー"ではなく、"時飾り"と名づけました。
名もなき時間を引き継ぐような、
無骨で、どこかあたたかい装身具たちです。
指輪には、1から9のナンバリングを。
同じ型はなく、それぞれに異なる時間を宿しています。
毎朝、空にいる祖父へ「今日もありがとう」と語りかけるように、
「九ツ」の時飾りたちも、誰かの時間とともに育ってゆくことを願っています。